コンプレッサーで圧縮すると、
なぜ冷媒は熱くなる?
前回は、エコキュートが
「空気の熱」を利用してお湯を作る仕組みをご紹介しました。
今回は、その中でも重要な
「コンプレッサー」について、もう少し詳しく見てみましょう。
今回のポイント
冷媒を「ギュッ」と圧縮すると
温度が上がる
空気から熱を受け取った冷媒は、 そのままではまだ十分な高温ではありません。
そこで登場するのが、 コンプレッサー(圧縮機)です。
コンプレッサーで冷媒を強く圧縮することで、 高温・高圧の状態へ変化させます。
低温・低圧の冷媒が入ってくる
室外機の熱交換器で空気から熱を受け取った冷媒は、 気体の状態でコンプレッサーへ送られます。
この時点では、冷媒はまだ お湯を沸かせるほどの高温ではありません。
コンプレッサーの出番!
冷媒を「ギュッ」と圧縮
コンプレッサーは、 入ってきた冷媒の気体を強く圧縮します。
冷媒の気体を小さな空間へ
ギュッと押し込むイメージです。
なぜ、圧縮すると熱くなる?
気体を圧縮すると、 冷媒の分子がより狭い空間に集まります。
さらに、コンプレッサーが冷媒を圧縮するために加えた仕事によって、 冷媒の内部エネルギーが増え、温度が上昇します。
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圧縮するために加えたエネルギーによって、
冷媒の温度がグッと上がります。
身近なところでも感じられます
たとえば、自転車のタイヤに 空気入れで空気を強く入れたとき。
ポンプの部分が 少し温かくなった経験はありませんか?
厳密には機械の摩擦などの影響もありますが、 気体を圧縮すると温度が上がる現象を 身近にイメージしやすい例のひとつです。
高温・高圧の冷媒になって出ていく
コンプレッサーを出た冷媒は、 高温・高圧の気体になっています。
この高温になった冷媒が、 次の熱交換器へ送られます。
コンプレッサーは
「熱を使える温度まで持ち上げる」役目
集めた熱
圧縮
冷媒
エコキュートは、空気から集めた熱を そのまま使っているわけではありません。
コンプレッサーを使って冷媒を圧縮し、 お湯を作るために使える高い温度まで持ち上げています。
この働きが、ヒートポンプの重要なポイントです。
最初の疑問に戻りましょう。
コンプレッサーで圧縮すると、
なぜ冷媒は熱くなる?
気体の冷媒をコンプレッサーで圧縮すると、 冷媒にエネルギーが加えられます。
その結果、 冷媒の温度と圧力が上昇するからです。
高温・高圧へ。
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仕組み①を見る
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