冬の冷たい空気から、
なぜ熱いお湯が作れる?
エコキュートが「空気の熱」を利用していることは、
聞いたことがある方も多いと思います。
でも、冬の冷たい空気から
どうして高温のお湯が作れるのでしょう?
ポイントは
「空気の熱」+「コンプレッサー」
エコキュートは、空気から取り込んだ熱を そのままお湯に使っているわけではありません。
冷媒が受け取った熱を、 コンプレッサーで圧縮して高温にする。
ここが、エコキュートの仕組みを理解する 大きなポイントです。
冷たい空気にも「熱」がある
冬の外気が5℃や0℃でも、 空気が熱エネルギーをまったく持っていないわけではありません。
ヒートポンプユニットは、 外の空気が持っている熱を取り込みます。
冷媒が空気から熱を受け取る
室外機の熱交換器では、 冷媒が外の空気から熱を受け取ります。
しかし、この段階ではまだ 高温のお湯を作るには十分ではありません。
ここがポイント!
コンプレッサーで
冷媒を「ギュッ」と圧縮
空気から熱を受け取った冷媒を、 コンプレッサーで強く圧縮します。
圧縮された冷媒は、
高温・高圧になります。
高温になった熱を「水」へ渡す
高温になった冷媒は熱交換器へ送られ、 そこで水に熱を渡します。
冷媒と水が混ざるのではなく、 熱交換器を通して「熱」だけを水へ渡します。
作ったお湯を貯湯タンクへ
こうして作られた高温のお湯は、 貯湯タンクにためておきます。
必要なときに、適温になるよう水と混ぜながら 家庭の給湯に利用します。
では、電気は何に使っている?
エコキュートは、電気ヒーターだけで 直接お湯を沸かしているわけではありません。
電気は主にコンプレッサーやファン、ポンプなどを動かして、 空気から熱をくみ上げ、お湯へ移すために使います。
空気の熱も利用するから省エネ
使った電気だけを熱に変えるのではなく、 空気が持っている熱も一緒に利用する。
これが、エコキュートの省エネ性の基本です。
最初の疑問に戻りましょう。
冬の冷たい空気から、
なぜ熱いお湯が作れる?
冷たい空気にも熱エネルギーがあり、 冷媒がその熱を受け取ります。
そしてコンプレッサーで圧縮することで 冷媒を高温にし、その熱を水へ移しているから。
圧縮して、お湯へ。
冬になると効率が下がるのはなぜ?
― つづく ―