エコキュートの仕組み ①

冬の冷たい空気から、
なぜ熱いお湯が作れる?

エコキュートが「空気の熱」を利用していることは、
聞いたことがある方も多いと思います。

でも、冬の冷たい空気から
どうして高温のお湯が作れるのでしょう?

エコキュートが外気の熱を取り込み、冷媒を圧縮して高温のお湯を作る仕組み

ポイントは

「空気の熱」+「コンプレッサー」

エコキュートは、空気から取り込んだ熱を そのままお湯に使っているわけではありません。

冷媒が受け取った熱を、 コンプレッサーで圧縮して高温にする。

ここが、エコキュートの仕組みを理解する 大きなポイントです。

1

冷たい空気にも「熱」がある

冬の外気が5℃や0℃でも、 空気が熱エネルギーをまったく持っていないわけではありません。

ヒートポンプユニットは、 外の空気が持っている熱を取り込みます。

2

冷媒が空気から熱を受け取る

室外機の熱交換器では、 冷媒が外の空気から熱を受け取ります。

外の空気 冷媒

しかし、この段階ではまだ 高温のお湯を作るには十分ではありません。

3

ここがポイント!

コンプレッサーで
冷媒を「ギュッ」と圧縮

空気から熱を受け取った冷媒を、 コンプレッサーで強く圧縮します。

冷媒
圧 縮
高温・高圧

圧縮された冷媒は、
高温・高圧になります。

4

高温になった熱を「水」へ渡す

高温になった冷媒は熱交換器へ送られ、 そこで水に熱を渡します。

高温の冷媒 水 お湯

冷媒と水が混ざるのではなく、 熱交換器を通して「熱」だけを水へ渡します。

5

作ったお湯を貯湯タンクへ

こうして作られた高温のお湯は、 貯湯タンクにためておきます。

シャワー
お風呂
台所・洗面

必要なときに、適温になるよう水と混ぜながら 家庭の給湯に利用します。

では、電気は何に使っている?

エコキュートは、電気ヒーターだけで 直接お湯を沸かしているわけではありません。

電気は主にコンプレッサーやファン、ポンプなどを動かして、 空気から熱をくみ上げ、お湯へ移すために使います。

空気の熱も利用するから省エネ

電気
+
空気の熱
=
お湯の熱

使った電気だけを熱に変えるのではなく、 空気が持っている熱も一緒に利用する。

これが、エコキュートの省エネ性の基本です。

最初の疑問に戻りましょう。

冬の冷たい空気から、
なぜ熱いお湯が作れる?

冷たい空気にも熱エネルギーがあり、 冷媒がその熱を受け取ります。

そしてコンプレッサーで圧縮することで 冷媒を高温にし、その熱を水へ移しているから。

空気の「熱」を集め、
圧縮して、お湯へ。
エコキュートの仕組み ②

冬になると効率が下がるのはなぜ?

― つづく ―
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