創エネ・蓄エネ・省エネ

全負荷型ハイブリッド
蓄電システムとは

太陽光で電気をつくり、蓄電池にため、 必要なときに住宅で使う。
さらに停電時には、住宅全体へ電気を供給できる 「全負荷型」のしくみを分かりやすくご紹介します。

STANDARD SYSTEM

これからの住宅電源設備の基本形

全負荷型ハイブリッド蓄電システムは、 太陽光発電・家庭用蓄電池・系統電源 を組み合わせ、 住宅で使う電気を効率よくコントロールする設備です。

太陽光発電でつくった電気を住宅で使い、 余った電気を蓄電池へためたり、 系統へ売電したりすることができます。

夜間や太陽光発電の少ない時間帯には、 蓄電池にためた電気を住宅へ供給することもできます。

SYSTEM

全体のしくみ

太陽光パネル 電気をつくる DC(直流)
ハイブリッド
パワーコンディショナ
電力変換・充放電制御
家庭用蓄電池 充電・放電 DC(直流)
系統電源 電力会社 AC(交流)
AC 100V / 200V
系統連系・切替 停電時は系統から切り離します
主分電盤 住宅全体へ配電
住宅 100V・200V機器

POWER CONDITIONER

ハイブリッドパワコンが中心になります

太陽光

太陽光パネルで発電する電気は、 基本的に DC(直流) です。

蓄電池

家庭用蓄電池も、 基本的には DC(直流) で電気をためます。

一方、一般住宅では AC100V・200V の交流電源を使用します。

そこでハイブリッドパワーコンディショナが、 太陽光・蓄電池・住宅・系統電源の間に入り、 電気の変換と充放電をコントロールします。

NORMAL

通常時の電気の流れ

1 太陽光で発電
2 まず住宅で使用
3 余剰電力を蓄電
4 必要に応じて売電

昼間は太陽光発電の電気を優先して住宅で使用し、 余った電気を蓄電池へためたり、 系統へ売電したりします。

夜間や発電量が少ない時間帯には、 蓄電池や系統電源から住宅へ電気を供給します。

BLACKOUT

停電するとどうなる?

×

系統電源を切り離す

停電を検知すると、 住宅側を電力会社の系統から切り離します。

蓄電池から給電

蓄電池に残っている電気を使って、 住宅へ電気を供給します。

太陽光発電も活用

昼間で発電可能な場合には、 太陽光発電も住宅や蓄電池へ利用します。

なぜ系統を切り離すの?

停電している電力会社側の配電線へ、 住宅から電気が逆流することを防ぐためです。 安全な停電時給電には重要な仕組みです。

WHOLE HOME

「全負荷型」とは?

家全体をバックアップ

全負荷型では、 停電時にもシステムの出力能力の範囲内で、 住宅の主分電盤側へ電気を供給します。

照明
コンセント
エアコン
IH
200V機器
「全負荷」=無制限ではありません

全負荷型であっても、 蓄電池やパワーコンディショナには最大出力があります。 停電時にすべての電気製品を同時に使用できるとは限りません。

CAPACITY & OUTPUT

kWhとkWの違い

kWh

蓄電容量

どれだけの電気を ためておけるか を表します。

「どれくらい長く使えるか」
kW

出力

一度にどれだけの電気を 使えるか を表します。

「同時にどれくらい使えるか」

蓄電容量が大きくても、 出力が小さければ、 IH・エアコン・電子レンジなどを 同時に使用したときに出力上限へ達する場合があります。

NEXT ENERGY

住宅の電気は「受ける」から 「つくって・ためて・使う」へ

つくる 太陽光
ためる 蓄電池
使う 住宅

これまで住宅の電気設備は、 電力会社から電気を受けて住宅で使うことが中心でした。

これからは、 太陽光で電気をつくり、 蓄電池にため、 必要なときに住宅で使うという考え方が より身近になっていくと考えられます。

さらにV2Hを組み合わせることで、 EVの大容量バッテリーも住宅の電源として 活用できるようになります。

イシバシ設備では

太陽光発電・家庭用蓄電池・V2H・HEMSなど、 これからの住宅エネルギー設備について 情報収集と技術習得を進めています。

「創エネ・蓄エネ・省エネ」の設備を、 電気工事・住宅設備工事の視点から理解し、 将来の設備工事に対応できるよう取り組んでいます。